InDesign 繰り返し複製を活用するの巻

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以前に紹介した、頻繁に利用するペーストコマンド「元の位置にペースト」。ページ物を作る際に、本当に便利なコマンドです。それともう一つ紹介したいのが「繰り返し複製」
エディトリアルデザインでは、同じアイテムを繰り返し使用するという機会が多いですが、1つコピーして1つペーストという作業を繰り返すのは非効率です。まとめてコピーする場合は「繰り返し複製」を利用しましょう。

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繰り返し複製って?

編集メニューの下の方に「繰り返し複製」のコマンドがあります。
複製回数と移動距離を入力するだけで利用できる便利な複製アクションです。
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たとえば、10mm四方のオブシェクトを2mm間隔で5つコピーする場合。
カウントに「5」。垂直方向「0」、水平方向に「12」と入力
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任意の数字を入力後、OKボタンを押すだけでオブジェクトを等間隔でコピーできます。Quarkなら「連続複製」ですね。ちょっと古いですが…。
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繰り返し複製のショートカットを見直す

基本的にはコピー&ペーストの種類だと思いますので、「V」を使ったショートカットを割りあてます。
僕が割り当てたコマンドは「Cmd+Shift+V」。なんでCmd+Shift+Vに変更したかというと……忘れてしまいました。確かQuark 3.3の連続複製がCmd+Shift+Vだったような。InDesignに移行したとき(10年前)に変更したショートカットなので失念してしまいましたが、繰り返し複製はCmd+Shift+Vと指が覚えております。
初期設定では「Cmd+Option+U」ですが、右手はマウスの上に乗せておきたい。「Cmd+Shift+V」なら左手で押せますよ。

管理人の言いたいこと

コピー&ペーストは基本的なことから応用まで、しっかりと覚えておきましょう。「繰り返し複製」を覚えたら、レイアウト作業が早くなりますよ!
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