ケンジントン EM7 ワイヤレス版 レビュー

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疲れない、チャタらない、安定していると評判のEM7を購入しました。1万円切りの9,400円。マウスに9,000円も!と普通の人は思うでしょうが、
仕事道具への投資は惜しみたくないのです。
1日の大半を共に過ごすデバイスですから。
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実際に使ってみました。

でっかいパームレストが付いていますが、まずはナシで。
ハダカの状態で使用することにします。

角度が急すぎて手首が痛い!

あれ、腱鞘炎にならないと聞いていましたが、この角度はなんでしょう。手首が苦しい。。。やはり付属のパームレストは必須ですね。でもこれ、場所とるなぁ。

パームレストをつけて使いましょう

側面から見ると本体とパームレストの間に大きなすき間があり、ちょっと格好悪いのですが、パームレストがあると角度を緩和することができます。

この上に手のひらを置くと肘から指先までが一直線になるため、手首が腕が楽になるのですね。手のひら全体でトラックボールを覆う感じにすると、とっても安定しますが、正直言うとボタンが押しにくい。次に人さし指と中指でボールをコロコロするように持ち方を変えてみました。

うん、これが使いやすい。IllustratorやPhotoshopでパスを引くときは親指も含めた3本でボールを操作します。スクロールリングは親指を中心に、ときおり中指でフォロー。

うんうん、これがいいや。

ボタン設定はどうする?

純正のTrackballWorksは使用しません。ロジクールのマウスでも使用していた「ステアーマウス」を利用します。
左下のボタンがクリック。これは親指で押します。
右上のボタンが右クリック。これは中指で。
左上のボタンがDelete。これは人さし指ですね。
右下のボタンはEnter。これは小指または薬指、あるいはそれらの指の付け根で押します。
右下のボタンが押しにくいので、そのときの状況に応じて押す指を変える感じ。
あとはアプリに応じて変更してきますが、基本は上記の設定で。

ポインタの速度はどうする?

速度を少しずつ変更してはしばらく使い、その後で調整。その工程を繰り返し、こんな感じにしました。
目の前に設置しているディスプレイは3画面もあるので、ポインタの速度は早めです。細かな操作は2本指または3本指でゆっくりとゴロゴロして、遠くに移動したいときはビュンッとボールを転がします。

実に満足。そしておもしろい。何にも作業していないときも、なぜかゴロゴロしたくなるって、すこし変態なのかもしれません。

慣れるのにどれくらいの時間がかかった?

実のところ、1ヶ月ほどかかりました。設定をいろいいろと変更しながら調整していたので、時間がかかりましたね。

最初はマウスの方が圧倒的に使いやすいと思いましたが、1万円ほどの費用を費やしたので「絶対に使いこなしてやる」という強い意志を持ってトライした結果、今ではトラックボールばかり使用しています。

マウスのようにスペースを必要としないので、お茶を置いたりペンを置いたりしても大丈夫ですよ。メモ帳やスマホも置けます。マウスパッドの設置面積より、トラックボールの設置面積の方がすくないですからね。

ただし、慣れるのに時間がかかりますし、価格もはっきりいって高いので、万人にはおすすめできません。マウス型のトラックボールM570の方がいいでしょうね。とはいえ慣れてしまえば、大玉トラックボールが最高です。
Illustratorのパス、Photoshopのキリヌキなど、狙った場所にぴたっと決まるので、大玉がいいのです。慣れてしまえば、ですけど。指先で正確なポインティングができます。

ちなみにステアーマウスで「自動スクロール」という機能を設定すれば、トラックボールのボールでそのまま上下左右スクロールが可能! 上手く使えば、マウスを使う気にはなれません。
WEBブラウザではボタンの一つに自動スクロールを設定しておくと、とってもラク。
ほかにもステアーマウスではさまざまな機能を振り分けることが可能です。

トラックボールやマウスの可能性が無限大に広がりますよ。
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