InDesignには通常のペースト(Cmd+V)以外にも様々なペーストコマンドがあり、シーンによって使い分けできるのが魅力です。個人的に一番利用するのは「元の位置にペースト」。これがなければ、InDesignを使う必要がないっていうぐらい重要なペーストだと思います。
元の位置にペースト
異なるページでも同じ位置にペーストできる
読んで字の如くですが、コピーしたオブジェクトを違うページの同じ位置にペーストします。ページ物に特化したレイアウトアプリならではの機能ですね。たとえば1ページ目のアイテムを10ページ目にも簡単に流用できるほか、毎ページ同じ位置に配置するパーツなどを作成する場合でも便利!
ショートカットを割り付ける
ページ物を作る制作者にとって非常に使い勝手のいいペーストコマンドですが、デフォルトでショートカットが割り当てられていません。頻繁に使うので、ぜひともショートカットを割り当てましょう。個人的見解ですが、グリッドフォーマットを適用せずにペーストはあまり使用しません。選択範囲内へペーストの優先順位もやや低め(あくまで個人的な設定です!)。なので、下記の設定に変更することにします。
- 元の位置にペースト Cmd+Option+V
- 選択範囲内へペースト Cmd+Option+Shift+V」
- グリッドフォーマットを適用せずにペースト 割当なし
管理人の言いたいこと
ページ物を制作する際に必ず使い鯛「元の位置にペースト」。マスターページアイテムと併用すれば、とっても便利ですよ!