InDesignで画像などを配置すると、デフォルトでは左上を基準に100%で配置されます。でも、大量の画像を配置するときには少し不便に感じるときがあるんですよね。画像の配置作業を効率化させるには、フレームの調整オプションを活用するべきです。
フレーム調整オプション
- オブジェクトメニューの「オブジェクトサイズの調整」からフレーム調整オプションを選択。(僕のカスタムショートカットは⌘+Option+F)
- 選択すると「フレーム調整オプション」ダイアログが表示されます。

これはグラフィックフレームに配置した画像や地図に対して、トリミング量や基準、どのようにサイズ調整するのかといった設定を行うもの。
あらかじめ空のフレーム(マスターページ)に対して「フレーム調整オプション」を設定を済ませておけば、作業が早くなりますよ。
自動フィット
CS5より搭載された新たな機能。コントロールパネルからも操作できます。チェックを入れた瞬間に「サイズ調整なし」から「フレームに均等に流し込む」に変わります。フレームのサイズを変更すると、それに合わせて中の画像サイズも変更されるので便利。整列の開始位置で「センター」で揃える設定だけを使用してもいいでしょう。
整列の開始位置

デフォルト設定では画像の左上を原点にサイズが変更されます。いちいち設定するのが面倒なので、ドキュメントを何も開いていない状態で「フレーム調整オプション」を設定。「整列の開始位置」をセンターにしておくと、それがデフォルトとなります。
管理人の言いたいこと
大量の画像を配置する前に、InDesignのフレーム調整オプションをマスターせよ!