原稿を執筆orライターの原稿をチェックしているときに気になること。個人的に第一位は表記の仕方。第一位?それとも第1位? ああ、気になってしまう…。
- 数字の数え方
- 同音異義語
- 外来語の表記
- 送り仮名の使い方
- 漢字なの?ひらがななの
いろいろとありますよね。編集者以外の人ならあまり気にしなくてもいいかもしれません。しかし、編集者たるもの、表記揺れを気にしないわけがない!ということでおすすめの辞書を紹介。
共同通信社 記者ハンドブック
共同通信社発行の辞書です。日本で最も多くの記者が使っているという文章執筆のための必携書。これがあれば、原稿を書いているときの表記揺れが少なくなります。この辞書通りに表記するのもよし、一つの目安として考えるのもよし。タウン情報誌の編集者である僕は、この記者ハンドブックをベースに媒体の用字用語集を作りました。うろ覚えになりやすいんですよね、表記の仕方って。雑誌や新聞の誌面編集だけでなく、企画書作成やチラシ制作などにも便利ですよ。
ATOKとも連携できるんです!
プロが校閲の指標として使用している上記の「記者ハンドブック」。実は、ATOK用の辞書としても利用できるんです。文章を入力しているときに漢字や外来語の表記などをリアルタイムで提示してくれるのでとっても便利。文章のクオリティを向上させたいなら、必ずインストールしておいたほうがいいですよ。
常用漢字表にない「辛辣」という文字を入力すると、置換候補がでてきますね。
使い分けに迷う言葉には説明・用例が表示されたり。
ほかにも、誤りやすい用字用語・慣用句や登録商標なども教えてくれます。通常版のダウンロードは5,040円。バージョンアップ版は2,100円。
管理人の言いたいこと
文章に携わることの多い人は必須! 文章の質を上げるとともに業務効率化も図れますよ!