InDesign 段落コンポーザーで文字組みが変わってしまうの巻

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管理人がメインで使用しているInDesignのバージョンはCCで、サブでCS5も使用しています。CS3とCS4はほぼ使わなくなりました。さて、本題。先日、CCのバージョンを2014にアップしました。最新バージョンを使えるのは、サブスクリプションに移行したCreative Cloudならではの特権です。さっそく試しに使ってみたのですが、なんだか文字詰めが思うようにいかない。プロポーショナルメトリクスにチェックを入れて、行末約物半角も切ったのですが、括弧の前後がまったく詰まりません。
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う〜ん、今までだったら自動的に詰まったのですが…。環境設定を引き継いだときに(CCとCC2014はファイル互換性はありませんが、インストールしたときに設定を引き継いでくれます)どこかおかしくなったのか? 環境設定やらパネルメニューやらをよ〜く見た結果、原因がわかりました。

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コンポーザーがいつもと違う!

今までは日本語段落コンポーザーと日本語単数行コンポーザーが選べました。Adobeのサイトによると、コンポーザーとは

[単数行コンポーザー]は、どこで改行するかの判断を1行単位で行っています。それに対し、[段落コンポーザー]では改行位置を段落単位で決定して おり、極端に字間のアキの広い行がないよう、各行のアキをできるだけ均等にしようと調整を行います。そのため、テキストの追加や修正を行うと、段落単位で 再調整が行われ、修正をした行よりも前の行であっても、改行位置が変わるケースがあるのです。 字間のアキのばらつきをなくすためには、[段落コンポーザー]の使用がお勧めですが、修正個所よりも前の行のチェックを行わないワークフローをとっていると、戸惑う原因になる場合もありますので、その場合には[単数行コンポーザー]を使用するとよいでしょう。
 
とのことです。コンポーザーには日本語用と欧文用があり、欧文用を選択すると、「行送りの基準位置」「文字組みアキ量設定」「金色処理」「文字ツメ」など、和文組版専用の機能がすべてスキップされるそう。Adobeがおすすめしているように、日本語段落コンポーザーにしておくのが無難ですね。

しかし! CCをアップグレードしたときに、なぜかデフォルトで「多言語対応段落コンポーザー」が選ばれていました。調べてみると、多言語がサポートされるようになったのはCS6からのようです。先日、東南アジア方面のガイドブックを作っていたから勝手に設定が変わったのかな?と思いましたが、日頃は和文しか使いません。迷わず「日本語段落コンポーザー」にチェック! これで文字が詰まらないというトラブルが解決できました。
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CS6から導入された多言語対応段落コンポーザーですが、CCより環境設定ダイアログよりデフォルトのコンポーザーを選べるようになりました。左側のリストから「高度なテキスト」を選択し、好みのコンポーザーを選べます。迷うようなら「日本語段落コンポーザー」にしておいて下さいね。
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管理人の言いたいこと

文字組みがおかしいなと思ったら段落コンポーザーをチェック。多言語対応もしくは欧文コンポーザーになっていると、和文組版専用の機能が働きません!
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