Macではどんなに細い罫線でも作ることができますが、印刷に使う最低限の線幅を覚えておきましょう。
限度を超えた細さの罫線は印刷不良を招く
0.3pt(0.1mm)より下の線幅も印刷可能ではありますが、条件によってかすれたり飛んだりと安定しません。また、細い罫線に色を設定するなら、ベタ100%にして下さい。
表罫 | 0.1mm |
中細罫 | 0.2mm |
裏罫 | 0.4mm |
ヘアラインに要注意
Illustratorで文字を入力すると、ペイント設定が「塗り」K100%、「線」なしになります。このままペンツールで線を描けば、「塗り」K100%「線」なしのヘアライン(0.1mm以下の線)になります。ヘアラインは使用する出力機によって太さが変化、もしくは出力されない厄介な罫線です。
「塗り」の部分のみ色設定、「線」の色設定なし。線幅も表示されていない状態。
管理人の言いたいこと
印刷トラブルを防ぐために、線幅は0.3pt(0.1mm)以上に設定、細い線にはベタ100%を。あまりに細い罫線だとディスプレイで表示はされていても、印刷されなくなりますよ。