ホームオフィス | 仕事を持ち帰って作業するの巻

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数年前から、「自宅でも会社と同じ環境で作業する」ということをいろいろと考えてきました。現在進行中ではありますが、今後もよりよい環境で仕事をしたいと思います。とりあえず、自分の作業環境のメモとしてココに記しておきますね。

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外付けHDDを活用する

2007年は外付けHDDにデータを入れ、たまに自宅でも作業できるようにしていました。深夜まで会社で作業できたので自宅に持って帰る頻度は少なめでしたが、自宅で作業しようとしたときに、フォントやアドビのパレット環境など、すべてが会社と異なるため、ストレスを抱えたまま仕事をしていましたね。外付けHDDはUSB2.0で80GBくらいだったと思います。当時はあまり容量が必要ではありませんでした。DTPの配置画像形式もEPSでしたから。PSDをメインにしている今とは比べものになりません。

会社に自分のMacbook proを持ち込む

2008年〜2011年まで、許可を得て自分のMacbook pro 2007 lateを会社に持っていって作業していました。同時にAdobeのCS3を導入。Intel対応のDTPツールで飛躍的に作業効率が上がりましたし、環境を移行することなく業務に集中できるので良かったです。会社と自宅でディスプレイの環境が違っていたため(会社1600×1200のEIZO S2000、自宅1920×1200のEIZO SX2262W)、アドビのワークスペースのみ都度変更する必要がありましたが。ちなみに会社も自宅もデュアルディスプレイ。サブディスプレイを両環境ともEIZO L567のタテイチ(1024×1280)にして作業の効率化を図りました。唯一ストレスを感じていたところは、キーボード&マウスという入力デバイスの違い。Macが同じでもデバイスが違えば、とっても作業がしにくいと気付きましたね。そこだけガマンして作業していた2011年3月のこと、GDP不具合でMacbook proが突然故障。修理費用を会社に出してもらったのはよかったのですが、今後は会社のMacを使うことになりました。

会社のMac miniを自宅に持って帰る

MacBook proの代役はMac mini。ノートのように使いたいと考えた結果、2011年〜2013年まで週末はMac miniを自宅に持って帰りました。可搬性のあるデスクトップは、Mac miniしかありえません。システムを初めてSSD(SATA2)にすることで、作業がぐんと速くなりましたね。自宅作業が必要な場合はMac miniをカバンに入れて運搬し、電源用のメガネケーブルとDVIアダプタなどを別途購入して会社のディスプレイと接続。以前のMacBook pro環境と異なり、キーボード(HHKB pro2)とマウス(G700/のちにG700s)も会社と自宅で揃えて万全の体制に。しかし、週末と繁忙期のみとはいえ、デスクトップMacを持ち帰ることは不具合が生じる可能性があることが気がかりでした。思案した結果、振動に強くてモバイルに最適なSSDを外付けで使うことを思いついたのが2013年の暮れ。外付けSSDでの起動なら作業も早いし、持ち運びも簡単なはず。そう考えました。

外付けSSDを持ち運ぶ

2014年1月、2013年末から検討していた外付けSSD(もちろん自前)起動を実行。SSDの価格が下がってきた時期で、東芝製のフラッシュストレージ256GBが1万8000円ほどで購入できました。SSD導入と同時にシステムを最新のMavericksへ移行。10.8で特に不自由なく作業はできましたが、10.9で新たに取り入れられた遊書体を使いたい一心でアップグレードしました。職場のMac miniはThunderboltを備えていたので、Goflex Thunderboltアダプタでシステム起動。自宅のMac mini 2009ではGoflex FW800アダプタで起動し、作業環境を一元化。スペック的にFirewireのほうが当然遅いのですが、体感ではあまり変わらないんです。ほんの少し我慢するだけでOK。移行した結果、自宅に持って帰るものが少なくなり荷物が軽くなりました。2014年10月、会社のメインディスプレイをNEC P242Wに。解像度1920×1200の環境になり、アドビのワークスペース変更がとうとう不要になります。

ネットワークストレージを活用する

自宅Mac mini 2009の内蔵HDDをSDD&HDDに換装したら(ついでにメモリやらもプラスして改造費は合計で40000円ほど)、今までとは比べものにならないほど作業が快適に。その結果、SSDのシステムディスクを頻繁に持ち帰るのではなく、Dropboxでファイルをやり取りすることにしました。アプリケーションやIMEなどの細々した設定もDropboxで同期。2014年11月より、重たいデータはCreativeCloudのストレージを活用。日々更新するデータなどはCCを使うことで、外部ディスクで起動する工程を省略して作業できます。これにより執筆作業などは自宅マシンで、レイアウトなどがっつり作業をするときは今まで同様FW800で外付けSSDを起動して作業するという環境に。

CreativeClouldはオンラインストレージに向いていない

少しばかりAdobe CreativeClouldのオンラインストレージ(20GB)を使用しましたが、同期に失敗することが多いこと多いこと! 原因は不明です。Dropboxの容量が全部で5.8GBほどあるので、オンラインストレージはDropboxで決まり。Dropboxは同期に失敗することがほとんどないので安心です。Macとも親和性が高いですから。Adobeさん、毎月お布施しているのですから、もうちょっとサービスをよくしてくださいな。お願いします!

月々のランニングコストが気になる

お金に余裕ができたら、1TBのDropboxプロ/月1,200円にアップさせたいのですが、月に1,200円がなかなか厳しい。月2,980円のAdobe税(初年度のみの優待価格。2015年10月からは4,980円!)、月450円のEvernote、月270円のレンタルサーバー代(ミニバード)、年間900円のドメイン代。う〜ん、月100円のiCloud 20GBも契約したい。Dropboxプロにアップさせなければ、ひと月あたり約4,000円。Dropboxプロにすれば、ひと月あたり約5,200円。う〜ん、キビシイ。。。

管理人の言いたいこと

無料のネットワークストレージを活用しつつ、週末や繁忙期はデータを持って帰ります。というか、就業時間中にすべて終わらせるのがベストですけどね。

Dropboxはファイル共有/作業中のデータ置き場です。こちらから登録すると、ちょっぴりお得です。

Evernoteはデータベース/後から検索できるメモです。こちらから登録すると、ちょっぴりお得です。

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